社長それはまずいですよ!?
先に、「変な人」注意書きを読んでください。
| 投稿者 | システム管理者 |
| Date | 96年冬 |
| 社長 | 某ソフトハウスの社長 |
| 太陽 | 銭貸しの社長。太陽商事とでも呼びましょうか。 |
| 笠原 | 良心の残っている開発担当 |
| 天の声 | 著者の心の叫び |
| 天の声 | 1996年も、残す所数日になったある日・・・・。 |
| 社長 | 笠原君、太陽商事さんの所に見積もりの説明と、システムの概要を説明しにいくから、準備しておいてくれ! |
| 笠原 | わかりました。っで、何日に行くんですか? |
| 社長 | 馬鹿言うな。今日行くって、とちろう君に伝言頼んでおいたぞ! |
| 笠原 | はぁすみません。聞いていません。準備はできていますから、いつでもいけますが、一応社長の確認お願いしたいのですが・・・。 |
| 社長 | そんな事別にいい。見れば解るから、その場で見る。それよりも、部数を用意しておけよ。私と君ととちろう君の分を用意してえおけよ。 |
| 笠原 | 先方の分はよろしいのですか? |
| 社長 | そんなの、向こうでコピーさせればいいんだぁ、こちらのコピー代でコピーそてやる必要はない。 |
| 笠原 | はぁそうですか、わかりました、そうします。 |
| 天の声 | せこさもここまで行けば見事ですね。流石は、社員の給料をけちる社長だけあるね。 |
| 笠原 | 社長。そろそろ行かないと時間に遅れますが、とちろうさんが捕まらないんですけどどうしましょうか? |
| 社長 | とちろう君にも困ったなぁ、しょうがない。先に行く事にしよう。とちろう君には、伝言を残しておいて、後から合流してもらおう。彼の顧客だから、私が金額決める訳にはいかないからな。 |
| 天の声 | 実は、社長ととちろうは兄弟だったのです。 |
| 社長 | 太陽様こんにちは、今日はシステムの説明をするために開発の担当者を連れてまいりました。 |
| 笠原 | 笠原ともうします。××システムで、開発を担当しています。今後、よろしくお願いいたします。 |
| 社長 | 笠原は、パソコンのシステム開発を4年以上やっていまして、日本の最先端の開発を担当している者です。な、そうだな、笠原! |
| 笠原 | (社長、私は今年の8月から、パソコンの世界に入ったばかりで、最先端なんて何もしりませんよ)ぅん。 |
| 天の声 | いいんですかね、こんなんでぇ・・・。困るのは、笠原だから問題ないのかなぁ? 社長にとっては! |
| 社長 | システムの概要は先日、とちろうと説明にまいりましたとおり、最新のOSであるNetwere3.1Jをサーバにしまして、インターネット環境で伝票管理ができるシステムになっています。クライアントには、最新のパソコンを使いまして、最新のOSを使える環境で提供します。 |
| 笠原 | (おいぉぃNerware3.1Jが最新かぁ? それは、2年前のNOSですよぉ)はぁそんな所です。 |
| 天の声 | それにしても、NOSにNetware3.1Jを使って、クライアントにDOSで最新のシステムかぁ?? |
| 太陽 | それでは、システムを見せて下さい。 |
| 社長 | おぃ笠原くん、仕様書をお見せして...。部数足りるよね。 |
| 笠原 | (おいぉぃさっき社長は、3部だけでいいって言ったのに)はい。今なら部数足りています。 |
| 社長 | それでは、笠原の方から説明させます。不明点は、笠原にお願いします。それでは、私はこの後予定がありますので、ここで失礼します。後で、うちのとちろうがお伺いして、金額についての説明をする事になっています。それでは、太陽様、よろしくお願いします。それじゃ、笠原君後はよろしく。 |
| 天の声 | その後、笠原は、最新とは名ばかりのシステムの説明を3時間に渡って行ったのです。結局、最初に社長が説明した『最新の』が引っかかって、客に説明を繰り返したのです。笠原自身も、最新だとは思っていないから...余計に、無力感だけが包み込んだのです。そして、帰ろうかと思った時に、とちろう様が現れてくれたのです。以下、2時間...笠原は帰れなかったのです。合唱! |
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